益々増えているQRコードのプロモーション活用

益々増えているQRコードのプロモーション活用プロモーション

コロナの大流行以降、メニューの注文やキャッシュレスでの支払いなど街中でQRコードを利用する機会がかなり増えましたよね。

QRコードと聞くと白黒のドットを組み合わせたデザインを思い浮かべるかもしれませんが、中国ではAIにより生成されたイラストからQRコードをつくるサービスが登場して、ちょっとした話題になっています。 [注1]

このQRコードですが、工夫次第でお店や会社のプロモーションツールとして活用できるんです。

今回はQRコードのメリットや、実際にプロモーションで使われた事例について説明していきます。

QRコードの特徴は「使い勝手の良さ」

QRコードが開発された経緯には、従来のバーコードよりも機能性の高いコードへの要望があります。

製造現場で作られている製品の種類が増えていく中でバーコードの情報容量だけでは管理しきれなくなったことを受けて、他のコードよりはるかに情報量が多く圧倒的に素早く読み取れるQRコードが開発されたのです。

もともとは工場や倉庫などでの利用を目的として開発されたため、QRコードはあらゆる条件下でも可読性が保持されるようになっています。

QRコードの特徴① 省スペースで設置できる

小さなスペースの中に大量の情報を格納できる特徴から、QRコードは場所を問わずどこでも設置しやすいのが一番の利点です。

QRコードを印刷する場合の一般的な推奨サイズは、縦20mm×横20mmで1円玉とほぼ同じ大きさです。

東洋美術印刷の公式サイトのQRコードを生成して、どこまで小さくすればスマホで読み込めなくなるのか試してみたところ、下図右の縦横6.17mmのものまでなら問題なくスキャンできました。

サイズの違う3つのQRコード

またQRコードを半分ほどのサイズに小型化させたマイクロQRコードというものもあり、主に精密機械や自動車の小さな部品の生産・輸送管理に活用されています。

 

QRコードの特徴② 汚れや破損があっても読み込める

QRコードの中には何らかの理由で一部が視認できなくなっても、きちんと情報を読み取れるようになっているものがあります。

誤り訂正機能を実装したQRコードは、訂正用の符号が内部に組み込まれていて読み取れないデータを自動で補ってくれます。

読み取れない部分が表面の30%を超えなければ自動で訂正してくれて、当社サイトのQRコードに赤い点を入れた画像で試してみても問題なくスキャンできます。

中央に汚れのあるQRコード

2017年には、誤り訂正機能付きのQRコードを貼り付けた車両ドアを駅ホームドアに取り付けたスキャナーが判断して自動でドアの開閉を制御する技術が開発されています。 [注2]

表面の劣化に強いため、QRコードをポスターなど屋外で見せる時にもってこいですね。

 

QRコードの特徴③ どの方向からでも読み込める

上下左右どの方向からでも読み取れることもQRコードの大きな特徴です。

QRコードをスキャンするとき、コードの隅にあるファインダパターンと呼ばれる図形の位置関係から正しい向きを認識できるようになっています。

こちらも本社サイトのQRコードを90度ずつ回転させたものを用意して試してみましたが、どれもきちんとスキャンできています。

90度ずつ回転させたQRコード

そのためキャッシュレス決済などで店員にQRコードを提示する際も、実はスマートフォンの向きを変えて見せる必要はないのです。

 

QRコードの特徴④ デザインをアレンジできる

一般的なQRコードは白地と黒のドットで構成されていますが、背景とドットの色合いがはっきり識別できれば白黒以外の色を用いてQRコードを作ってもかまいません。

さらにいえばドットの色とかぶらなければ、背景に模様や画像を挿入していても、きちんとQRコードを読み取ってくれます。

こうした特徴から当社の「デザインQR」など、背景画像を盛り込んだ独自のQRコードを生成できるサービスも登場しています。

 

目を引くQRコードが作れる「デザインQR」

デザインQRなら、誰でも簡単にロゴやイラストなど好きな画像を背景にしたオリジナルのQRコードを生成できます。

同じQRコードでも単純なモノクロのものに比べて目に止まりやすいだけでなく、視覚的にどんなコンテンツに繋がっているかぱっと見ただけで判断しやすくなります。

例えば外国語版の公式サイトに案内するQRコードを生成した際、背景にアメリカや韓国などの国旗の画像を差し込めば、どのQRコードがどの言語で書かれたページに繋がっているか一目で分かります。

デザインQRのより細かい情報については、記事の終わりにある関連サービスもご覧ください。

 

QRコードを使ったプロモーションの例

「ポスター × QRコード」

不特定多数の方が目にするポスターは、QRコードの効果が比較的発揮しやすいツールといえます。

ポスター自体のデザインや内容に合わせて画像を挿入したQRコードを取り入れれば、より企業や製品のブランドイメージに適したポスターになります。

またQRコードの入ったポスターを、スタンプラリーなどのゲーミフィケーションに活用してみるのも一つの手です。

 

「ダイレクトメール × QRコード」

ダイレクトメールなどの郵便物の紙面にQRコードを入れ込むことで、紙媒体からWEBサイトなどのデジタルコンテンツにアクセスさせる導線を仕掛けられます。

そのため音や動きなど紙面では伝えられないものごとでアピールしたいとき、QRコードで動画などに誘導させる手法が効果的です。

さらにメールの内容と合った画像や模様をQRコードの背景に差し込めば、より読者の注意をひきつけやすくなります。

 

「名刺 × QRコード」

飲食店や小売店がレジ横で配布しているような名刺も、QRコードを掲載するプロモーションツールとして活用できます。

特に一度来た方に名刺経由で店舗の公式SNSアカウントなどに誘導させれば、セールや新商品販売などのイベント情報をリアルタイムで拡散しやすくなり、リピート客が増える可能性も上がります。

 

QRコードはプロモーションツールとしても使い勝手◎!

QRコードはスマートフォンでの読み取りやすさから、多くの人にアクセスしてもらいたいコンテンツへ誘導させるためのツールとして効果的です。

チラシやポスターや名刺など普段のマーケティングでもよく使われる媒体にも、QRコードを入れることでWEBサイトや動画コンテンツなどへとつなぐ導線がつくれます。

QRコードの背景にイラストや模様を入れ込むことで、見たときのインパクトをさらに高めることもできますよ。

 

※ QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

 

・関連資料のリンク

[注1] AI 生成可扫码图像 — 新 ControlNet 模型展示
[注2] 東京都│世界初!QRコードホームドア開閉連動技術

 

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オリジナルの「デザインQR」やノーコードで作成できる「サクっとキャンペーン」で新たな形のメディアを提供します。
 

 

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