以前、校正の専門用語について記事を書いたのですが、専門用語ってどの業界でもあってビジネスの場でよく使われるから意味が分からないとすごく不便に感じませんか。
マーケティングに関する用語もカタカナやアルファベットが多くて、いまいち慣れないという方も多いはず。
そこで今回はマーケティングに関する専門用語についていくつか説明いたします。
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マーケティングで使われている重要用語あれこれ
「KPI、KGI」
KPIとKGIは、両方とも具体的な営業目標を表しています。
KPIはKey Performance Indicators(重要業績評価指標)という言葉の略で、ある目標を達成するために必要な中間目標です。
一方、KGIはKey Goal Indicators(経営目標達成指標)という言葉の略で、KPIを全て達成することで実現する最終目標のことです。
例えば「Aバーガーの売上を2倍にしたい」というKGIがあった場合、「1店舗あたりのお客さんを1日〇〇名以上に増やす」「ハンバーガーを1日〇〇個以上売り上げる」「新規店舗を月に〇店オープンする」といった具体的な施策がKPIとなります。
すべてのKPIを達成することでKGIの実現につながるよう、KPIを設定しましょう。
「ROI」
ROIとはReturn on Investment(投資利益率)という言葉の略で、利益を投資額で割って100倍した数値のことです。
例えば1000万円を投資して作られたA店とB店で、それぞれ500万円、800万円売り上げを出した場合、A店のROIは1000万円÷500万円の100倍で50、B店のROIは1000万円÷800万円の100倍で80となります。
ROIの高いB店の方がより儲けが出ていることが分かりますね。
ROIにより投資額に比べて利益がどれだけ出たかが分かれば、その後の運営方針もより具体的に考えやすくなりますね。
「オーガニック検索」
オーガニック検索とは「検索エンジンから広告部分をとりのぞいた検索結果」です。
Googleなどの検索エンジンでは、検索ワードに関連したリスティング広告が表示されますが、オーガニック検索では検索エンジンが持つクローラーと呼ばれる自動プログラムが収集した情報に基づいて検索結果を生成しています。
オーガニック検索での検索結果でより上位にサイトを表示させるようにおこなう施策が、いわゆるSEO対策です。
「コンバージョン」
コンバージョンとは「変換」という意味で、WEBサイトなどのコンテンツを見たリード客が、資料請求や申し込みなど利益につながるアクションをとることです。
どういう行程を経てアクションにつながったかにより、コンバージョンは様々な種類に分けられ、リード客がアプローチする手順もその分多岐に分かれています。
リード客のコンバージョンを増やすには、WEBサイトなどのコンテンツを増やすだけでなく、それぞれのコンテンツをしっかり連携させてあげることが重要です。
こうした複数のコンテンツを使ってリード客と段階的にコミュニケーションを取ることで、徐々にコンバージョンを増やしていくマーケティングの手法は「ドリップマーケティング」と呼ばれています。
「カスタマージャーニー」
カスタマージャーニーは、商品やサービスを認知してから実際に利用するまでの流れをリード客の目線でとらえる手法です。
PCやスマホの普及によって、従来の新聞広告やテレビCM以外にもネット広告やSNSなど物事を認知するツールが増えてきた現代、カスタマージャーニーでそれぞれのチャンネルでのリード客の行動を把握することで、リード客の意識を高め商品やサービスを利用してもらえるようなアプローチの施策が考えやすくなります。
カスタマージャーニーを図式化した「カスタマージャーニーマップ」をマーケティングで活用する企業もあらわれ、今では弊社のようにカスタマージャーニーマップの作成サービスを扱う会社も増えています。
ようちゃん
カスタマージャーニーマップの詳しい説明はこちらをご覧ください。
意味が分かればマーケティング用語も難しくありません!
マーケティング用語はアルファベットやカタカナのものが多く、パッと見どういう意味かよくわからないという方も少なくないでしょう。
しかし用語の略やワードの意味さえ分かれば、そこから各用語がどのようなものを指したものなのかぐっと理解しやすくなるはずです。
この他にもマーケティングには専門的な用語が多数ありますので、また機会があれば今回のような記事でご紹介していきたいと思います。
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