アジア圏最大のアートブックフェア、通常開催になって熱気あふれる人出でした!
去る11/28(木)〜12/1(日)に東京都現代美術館にて開催されましたTABF(TOKYO ART BOOK FAIR)2024 に行ってきました。
毎年開催されるアジア圏最大規模のアートブックフェア、通常開催に戻り海外出展者も入場者もインバウンド客が目立つアートブックフェアでした。
そして体感で過去最大級の人出に、ラッシュアワーのような人の波で出展者ブースの本にたどり着けない瞬間もある、とても盛況感ある催しでした。
実験、プライベートコレクション、手作り、インターナショナル。
2024年のTABF、ものすごい人出に各国からのマイクロ出版、自費出版エリアには趣向を凝らしたアートブックの出展の数々。
グッズやガジェット系のコミカルな表現も盛り返していて、アカデミックで真面目な表現、1点ものの手作り本、自分のこだわりを通した本など、歩みを進めるたびに様々な本との出会いがワクワクさせます。
左下・中下:手作りの本たち
右下:お札で作られた豆本
また、今回の特集国は「ドイツ」で流石はグーテンベルグの出版発祥の国、お堅いイメージを崩さないスクエアなアートブック表現に好感が持てました。
左:ホロコーストをイメージさせるボルタンスキーの本
中:ヨーゼフ・ボイスのドクメンタ記録本
右:会場の熱気から中庭に逃れるとフリーコンサート
今回、当社はデジタル小ロットZINEで印刷協力
私たち美巧彩チームは毎年TABFに視察に行っています。
しかし今年は視察だけではなく、当社保有の小ロットデジタル印刷機「Revoria Press PC1120」で富士フイルムビジネスイノベーションジャパン様の「G/P+abp」ブースのZINEの印刷協力をしています!
銀とピンクの特色トナーを用いることが出来る最新機種であることが採用の決め手になりました。
いつも視察で訪れるTABFに自分たちの関わったZINEが並ぶ様子はまたひとしおでした。
左:G/P+abpブース
中:ZINEを手にする後藤繁雄プロデューサー
右: NEOTOKYOZINE(当社印刷)
出版表現とアート。思いをカタチにすることをサポート。
デジタルの時代に「紙・印刷・製本」にこだわって表現を追求し、発表する・印刷制作する・求める人たちが世界中から集まる熱気を目の当たりにし、間違いなくアートブックは「五感に訴える、残る印刷」であると再認識しました。
グーテンベルクの時代から進んで、デジタル小ロット印刷が可能な現在、アート表現をサポートする為の様々な印刷・出版・製本の技術は進化しつづけています。
私達は「美巧彩」ブランドで、図録・作品集、デジタル小ロットZINE印刷、ジークレー複製画をメニューにしてアーティストの想いを具現化していきます。
それにはどの方式が最適か、どの表現を重要視するのかをセッションを重ねて共に導き出す工程を重視しています。
まずはお気軽に問い合わせ頂ければと思います。
・関連資料のリンク
[注1] TABF(TOKYO ART BOOK FAIR)
・関連サービス:美術印刷「美巧彩」