「社内報の担当者になったけど、社内報って本当に必要なの?」
リモートワークが進み社員同士のコミュニケーションが希薄になる中、社内報が本当に必要だと思うか100人の会社員の方へアンケートを取りました。
社内報とはそもそもどんなツールなのか
社内報とは、企業の理念や考え方を全社員で再認識したり社員同士のコミュニケーションを深めたりするツールです。
冊子形式で全社員に配布される場合が多いですが、現在はリモートワークを導入している企業も多いため、WEB上での社内報の発行を検討している企業も多いです。
社内報の必要性を100名に意識調査
社内報の制作は時間・労力・費用もかかるため、本当に社内報を作る意味はあるのか社内報の担当になって改めて考えてみる方も多いのではないでしょうか。
今回は企業にお勤めの方、100名に社内報に関する意識調査を実施しました。
社内報の実施企業は全体の約半数。従業員規模が大きいほど社内報が発行されている。
「所属する企業には社内報がありますか」という質問をおこなったところ、52%の方が「社内報がある 」、従業員規模が101人より多い企業に絞ると67%の方が「社内報がある」という回答となりました。
従業員数が増えるほど、社内報のような画一的な情報発信のツールで企業のビジョンや考え方を共有する必要性が高くなるようです。
社内報の必要性に関しても従業員数の多い企業の方ほど、社内報が必要だと回答する割合が多くなる傾向にありました。
また従業員数の多い企業ほど、支社など物理的な距離があって社員同士で顔を合わせないことが多くなりやすいため、社内報が唯一他の支社の従業員の活躍や動向を知る重要なコミュニケーションツールとなっていることも多いようです。
現在、リモートワークが進んでおり従業員規模に関わらず社員同士の物理的な距離が遠くなりやすいため、社内コミュニケーションの機会の創出が課題となる企業は今後も増えていきそうです。
WEB社内報はすでにスタンダードな選択肢に。
次に「社内報が閲覧できる方法をすべて教えてください。(複数選択可)」という質問をしたところ、「紙(配布)」という回答に次いで「WEB上での公開」を挙げた方が多く、社内報の発行を行っている企業にお勤めの方の47%は「WEB上で社内報が見られる」と回答しました。
SDGsへの意識の高まりもあり、紙での発行は資源の無駄になってしまうと危惧している方も多く、「現在は紙とWEBのどちらでも見られるが、今後はWEBのみでいい」という意見の方も多くありました。
結局、社内報は必要なのかアンケート結果から考える
今回のアンケート結果では、社内報を効果的に活用していることで、社員が社内報の必要性を感じているケースとそうでないケースがあることが見えてきました。
社内報を作る上で、最も重要なのは社内報の目的を明確化すること。
社内報を発行している企業の方は、ぜひ一度「何のために社内報を発行するのか」を見つめ直してみてもいいかもしれません。
社内報は作るのに時間や費用や多大な労力がかかります。
しかしリモートワークが進む昨今では、社内コミュニケーションを活性化させることで、企業ビジョンを全社員に共有させることは組織として重要な課題です。
形こそ変わっていくかもしれませんが、今一度社内報をつくる目的を明確化し、より良い社内コミュニケーションの形を模索してみてはいかがでしょうか。
弊社では社内報冊子制作に限らず、様々な社内コミュニケーション課題の解決をお手伝いいたします。
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