「デジタルブックでカタログやパンフレットを簡単にデジタル化」
DXの一環として店頭などで配布している商品案内のパンフレットやカタログをWeb上に展開している企業が増えています。
しかし何十ページにも及ぶ販促ツール、ただPDF形式に変換して公開しただけではユーザーにとって使いづらさを感じてしまうことも。
また、Webサイトのように内容を細やかに調節することが難しいPDFでは、制作する側にとっても運用の負担が大きくなることも課題となります。
こうした課題を解決しながら「Webで気軽に冊子のように見てもらいたい」というニーズに対応できるのが東洋美術印刷の「デジタルブック制作サービス」です。
「デジタルブック」ならではの特徴としくみ
デジタルブックの大きな特徴として「本をめくるような動作」をアニメーションで再現できることが挙げられます。
そのためパソコンの操作が苦手な人でも、実際に本を読んでいるように感覚的に利用できます。
電子書籍とは異なり専用アプリやソフトウェアが不要なので、デジタルブックはWebブラウザを使えば誰でも簡単に閲覧できます。
PDFから制作されたデジタルパンフレットでも、デジタルブックと同様にテキストの抽出や検索はできます。
しかし、デジタルブックはユーザーが個別でデジタルブック上に自由に付せんを設置したり、意味や読み方のわからない語句をドラッグしてWeblio辞書で調べたりできる機能を実装できます。
また、もし元々のPDFデータがない状態でデジタルブックを一から作成したいという場合は、PDFデータの作成からサポートしております。
もちろんこの場合、デジタルブックの制作や公開準備もワンストップで担当しますので、ステップごとに違う業者を探して別々に発注する必要もありません、
このデジタルブックは制作ツールも数多く展開されているものの、導入やデジタルブックの作成・運用はそれなりの作業量が発生してしまい、業務の負担が結構かかってしまいます。
デジタルブックの担当者を新しく任命できるような企業でない限り、制作事業は外部の専門業者の力もある程度借りながら進めていくのがおすすめです。
「デジタルブック」ならではの6つのメリット
① 既存のPDFファイルを活用できる
チラシや冊子がPDF化されている場合、拡張子の変換やテキストのスキャンといった事前の設定なしでそのままPDFファイルをもとにデジタルブックが作成できます。
弊社のデジタルブック制作では、PDF上の文字を自動抽出してWeb上のテキストとして表示することで、ユーザーが自由にテキストをドラッグして検索したりコピーしたりできるようにする機能を実装しています。
PDFのスキャンは300MBまでのサイズのものに対応しているので、数百ぺージあるマニュアルやカタログでも素早くデジタルブックを提供することが可能です。
② HTMLの知識不要で運用できる
デジタルブックの制作にはHTML5が用いられますが、制作後にコーディングの知識がなくてもデータの運用設定が行えるよう、ビジュアルベースで操作しやすい管理画面をご利用いただけます。
またデジタルブックの公開・削除といった基本設定はもちろん、書籍としてページに厚みを持たせたり綴じた部分に影を表示させたりするといった細かい表示設定も管理画面から設定できるようになっています。
CSSやjavaなど内部ファイルを細かく修正しながら設定する必要がないため、作業の負担を大幅に減らしながらデザイン性を追求したデジタルブックが実現できます。
③ あらゆる用途にあわせてリンクを設定できる
デジタルブックはテキストや画像など好きな場所にリンクを自由に設定できるのもメリットです。
外部Webサイトはもちろん、アドレスを指定すれば資料のダウンロードや動画ファイルの再生につなげることができ、見てもらいたいコンテンツにユーザーを自然な形で誘導できます。
メールアドレスや電話番号をリンク先として指定すれば、メール送信や電話発信のアクションにつなげられるため、申し込みや問い合わせのためのリンクも設定できます。
④ 制作後も柔軟に内容を更新できる
デジタルブックはテキストや画像がデジタルデータとして掲載されているため、一度作ったら内容の修正が難しいPDFと違って、デジタルブックを制作した後でも要望に応じて最新のデータに差し替えて更新することが可能です。
また制作後にページの追加・削除・入れ替えをおこなった場合も、PDFデータを提供していただければ速やかにデジタルブックに変更内容を反映させられます。
さらに、一度Webで公開したデジタルブックは差し替えによりURLが変わることがないため、更新のたびにリンクなどを設定し直す必要もありません。
⑤ 高いUX(顧客満足度)を実現できる
全てのページを読み込んでから表示するPDFと違い、デジタルブックは読み込んだページから優先的に表示されるため表示速度が素早いのも特徴です。
このため数百ページある冊子をWebで公開するといった場合、デジタルブックはスピーディーに読み込める分見に来たユーザーを待たせてしまうことも減らせます。
また目次を付け加えることもできるため、ユーザーの知りたい内容に合わせてどのページを見ればいいのか的確に誘導することもできます。
このような機能を活用すれば、ユーザーにとって利便性の高いデジタルブックを提供できます。
⑥ SEO対策やアクセス分析に対応している
デジタルブックはHTML5の技術を活用したコンテンツなため、通常のWEBサイトのようにアクセス分析やSEO改善なども可能。
見に来てくれたリードが何ページ目を見てどのリンクをクリックしたかといった細かい情報が分析できるようになるため、Webマーケティングの分析データとして活用できます。
またデジタルブックは日本語だけでなく英語や中国語などの多言語表示にも対応しており、海外のユーザーに自社のことや商品を知ってもらうのにも役立てられます。
「デジタルブック」で実現できるこんなこと
「Webカタログの離脱率を下げたい」
PDFでカタログやパンフレットを見せる際、読み込みに時間がかかるとユーザーが離脱してしまう要因となってしまいます。
デジタルブックは読み込んだ順からページを速やかに表示するしくみなので、重たいデータでもユーザーを待たせずに見てもらうことができます。
特に商品カタログなど高画質な画像をたくさん掲載する場合はデータサイズが重くなりやすいため、デジタルブックの表示速度の優位性がより高まるでしょう。
「ITには詳しくないが商品をできるだけ魅力的に見せたい」
東洋美術印刷ではお客様の要望をヒアリングしたのち、提供いただいたPDFファイルをもとにデジタルブックの制作を承っております。
誰に何を伝えるコンテンツにしたいのか、ヒアリングした内容に基づきながらお客様に最適な形でデジタルブックをご提供いたします。
提供後の運用はプログラミングやコーディングの知識なしでできるため、ITやWebまわりのスキルがない方でも問題なく運用できるようになっています。
「パンフレットの内容をSNSを通じて広めたい」
弊社のデジタルブックでは、X(旧Twitter)やLINEに投稿して内容を共有するための外部リンクを設置することができます。
また任意のハッシュタグを設定させて投稿時にそのタグを表示できるので、デジタルブックの内容をSNSで拡散してもらえる仕組みがつくれます。
まとめ
デジタルブックは従来の電子書籍やPDF、デジタルパンフレットとは異なるメリットを持ったWebコンテンツです。
本をめくるように読み進められる点、テキストをデジタル化してドラッグアンドドロップや検索などをできるようにした点、制作後でもデータの差し替えが簡単にできる点など、様々な特徴がデジタルブックにはあります。
デジタルブックの制作ツールは数多く存在していますが、ページ数の多いカタログや膨大な数の過去の冊子のバックナンバーを一つひとつデジタル化していく作業は多大な時間と労力がかかります。
「デジタルブックを活用したいが、社内に専門の担当者を確保するのが難しい」「制作の手間をかけずに効率よくデジタル化したい」、そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当社のデジタルブック制作サービスを検討してみてください。
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