「サステナブル」と「SDGs」最近よく聞くふたつの言葉。
いまや企業活動において必須の考え方とも言えますが、企業と消費者との熱量の違いってあるのでしょうか…?
そもそもサステナブルとSDGsの位置づけって?という話から、100人アンケートから見えてきた消費者側の考え方や傾向を紹介していきます。
そもそもサステナブルとはどんな意味なのか
そもそもサステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」という意味の英単語です。
現在、世界規模での共通の目標として、持続可能な社会=サステナブルな社会の実現が掲げられています。
実際にどのようにサステナブルな社会の実現に取り組んでいくか。という指針が、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、「Sustainable Development Goals」という、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。
この「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったのが、「SDGs」と呼ばれる17の目標です。
つまり、サステナブルな社会を実現するという大きな目標のための行動指針がSDGsなのです。
それでは、実際「サステナブル」「SDGs」というワードの認知度ってどのくらいなのでしょうか?
今回、100人を対象にアンケートを実施しました。
Q1. サステナブルを言葉として知っていますか?
今回の結果では、どちらのワードも7割以上の方に認知されていました。
「ややSDGsの方が認知度が高い」という結果です。
Q2. サステナブルに関心がありますか?
では、次に実際にサステナブルやSDGsに関心がありますか?というアンケート結果です。
どちらのワードでも関心のある方はほぼ同数の50%強という結果になりました。
正直、半数以上もサステナブルやSDGsに関心がある方がいらっしゃると思っていなかったので、結果に驚きました。
Q3. 商品を購入する際にサステナブルを意識しますか?
関心がある。と回答した方が半数を超えた一方、実際に購買活動をする際にサステナブルやSDGsに配慮した商品や企業かを意識する方は2割という結果になりました。
サステナブルやSDGsに関心はあるものの、購買活動にまで落とし込めている方はまだ少ないのが現実なのかもしれません。
サステナブルやSDGsに配慮した商品や企業かを意識して購買活動をする。と答えた方々から伺った傾向としては、
- 気にして購入されているのは、「食品」「衣料品」「日用品」
- 特に、リサイクル等の環境に配慮している商品や企業に魅力を感じている。
- 「フェアトレード」「ヴィーガン」等のキーワードにも反応している。
- ゴミの削減や、大量廃棄に配慮した商品や企業に魅力を感じている。
という傾向を読み解くことが出来ました。
サステナブルに取り組むうえで大事な考えとは
現在では様々な企業がサステナブルやSDGsへの取り組みを行っていますが、「自社で出来ることは何なのか?」「その施策が消費者にとってどのような影響を与えることが出来るのか?」という2軸で考えていくことも大切なのではないでしょうか。
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