話題の生成AIを使ってみよう〜画像加工編〜

話題の生成AIを使ってみよう〜画像加工編〜アート・クリエイティブ
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こんにちは、inkoです。

 

最近「生成AI」や「ChatGPT」という言葉を耳にすることが増えましたね。InkoはChatGPTに初めて触れた時、インターネット黎明期に「人工知能チャット」でよく遊んでいたことを思い出しました。

 

そんな「生成AI」のサービスの一つである「ChatGPT」の話をすると見せかけて、今回は印刷会社らしく画像加工に関連した「生成AI」の機能を簡単にご紹介します。

「生成塗りつぶし」

「生成塗りつぶし」とはAdobe Photoshopに搭載された生成AIツールで、テキストを入力すると元の画像になじませる形で画像が追加・削除されるものです。

 

例えばこの画像。

「このアングルと表情はバッチリなんだけど白色じゃなくて濃いめでピシっとした色の服の方がいいんだよな〜」

「このアングルと表情はバッチリなんだけど白色じゃなくて濃いめでピシっとした色の服の方がいいんだよな〜」

そんな時に「生成塗りつぶし」の出番です。

女性の服を選択して、

「黒い長袖を着ている」と入力。

「黒い長袖を着ている」と入力。

すると…

女性の着ている服が変わりました。

なんと、女性の着ている服が変わりました。

 

「生成拡張」

「生成拡張」もAdobe Photoshopの機能で、元の画像より大きな背景の作成や縦横比の拡大などをおこなうことができるものです。

例えばさきほどの画像、

「シーンはイメージ通りなんだけどタイトルを入れたいから右側にもう少しスペースがほしいな〜」

そんな時、

「シーンはイメージ通りなんだけどタイトルを入れたいから右側にもう少しスペースがほしいな〜」

今まではスタンプツールで拡張したい部分をこのようにちまちま塗りつぶしたりしていましたが、
そんな時代はもう終わりました。

これからは「生成拡張」の時代です。

画像の枠を拡大して

画像の枠を拡大して「生成」をクリック。

「生成」をクリック。

すると…

まるで元からあったかのような背景が作成されました。

まるで元からあったかのような背景が作成されました。

これで辛い手作業ともおさらばです。

 

まとめ

生成AI機能の拡充は、今までになかったようなオリジナリティある画像の生成だけではなく、「生成拡張」のように素材画像に不足する部分があってもそれを補ってくれるという利便性向上にもつながりました。

「生成塗りつぶし」も「生成拡張」もまだ発展途上なのか生成結果に難があることもありますが(例えば指の数がおかしかったり…)、利用する人が増えてサンプル数も増えていけばさらに自然な生成結果が生まれていくのではないかと思います。

デザインを依頼したいけど素材の画像でちょっと悩みが…という時も、こういった生成AI機能を使うことで解決できるかもしれませんので、是非ご相談ください。

 

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