皆さん、自分の会社や地元のホームページって好きですか？
すぐにこうだから好きだと詳しく説明できる人は少ないと思います。
どうやってサイトが作られているか、詳しく知っている人はもっと少ないでしょう。
現在、多くの企業や自治体などのサイトはCMSと呼ばれるシステムを使って作成されています。
数あるCMSでもWordPressというものが一番使われていて、このコムデザもWordPressを利用しています。
今回はWordPressがどのようなシステムなのか、紹介していきます。
WordPressは「簡単に綺麗なサイトが作れるソフトウェア」
WordPressは2003年にアメリカ合衆国で開発リリースされたブログ制作用のソフトウェアです。
サイト制作用に機能をカスタマイズできたり、無料ですぐに利用できたりとメリットが多いWordPressは現在、世界中の多くの企業や団体のサイト運営に活用されています。
ネット調査サービスのW3Techsの調査によれば、世界中のWEBサイトの42.7%、CMSで制作されたWEBサイトの65.1%がWordPressで制作されています。
日本でも下記の有名企業が、WordPressを使って自社サイトを運営しています。
- Cygames
- 江ノ島電鉄
- ワークマン
- 星野リゾート
- サンリオ
- 歌舞伎座
- 木下工務店
- 久光製薬
- 崎陽軒
などなど
WordPressが世界中で利用されている理由は、ずばり「本格的でおしゃれなサイトが手軽かつ無料で作成できる」こと。
企業のイメージにもむすびつく自社サイトはなるべく綺麗に作りたいですが、WEBの知識がないという人にまさにぴったりのソフトです。
WordPressにはメリットがいっぱい！
メリット①：「動的サイト」が簡単に作れる
動的サイトとはユーザーの行動や状況にあわせて異なる内容を表示できるサイトのこと。
例えば、ユーザーの好みにあわせて商品を紹介するネット通販サイトなどが当てはまります。
動的サイトの作成にかかせないのが、PHPやJavaScriptといったプログラミング言語。
WordPressならインストール時にすでにある程度のプログラムファイルが生成されるため、こちらで一から設定せずとも、本格的な動的サイトを作成できますよ。
メリット②：豊富な素材が自由に使える
WordPressにはページのレイアウトやデザインをまとめた「テンプレート」と、複数のテンプレートをまとめた「テーマ」というものがあります。
サーバーにWordPressをインストールしたら、無料で好きなテーマを選んで導入できるのですが、デザイン性だけでなくカスタマイズのしやすさや外部サービスとの連携性など重視したいポイントにそって、1,000種類以上の中からテーマを選べるのは自由度が高いですね。
メリット③：SEO対策がとりやすい
SEOとは「検索エンジン最適化」という言葉の略称で、Googleなどの検索エンジンで調べたときに表示結果の上位に出るよう、サイト構成などを調整することです。
具体的な施策としてはリンクを効果的に配置する、スマホ・PC両方に対応できるページにする、サイトマップをGoogleに登録してもらうといったことが挙げられます。
WordPressなら標準機能や後述するプラグインを使うことで、こうした施策が簡単にできるほか、Google Analyticsなどの外部ツールとも連携してさらにSEOを意識したサイト運営ができます。
メリット④：外部プラグインが充実している
WordPressには標準機能のほかに拡張機能としてプラグインというものを導入できます。
例えば、お問い合わせフォームを簡単に追加できるもの、アクセス数を細かく分析するためのもの、スパム攻撃などを排除するものなど用途に合わせて様々なプラグインを入れられるのもWordPressの魅力です。
無料で使えるものも多いので、気になるものを気軽に使えるのであれこれ試したい人にはいいですね。
WordPressを始める時の注意点
WordPressは手間暇をおさえて本格的なサイトを運用できますが、ある程度使いこなすには以下の点に注意が必要です。
注意点①：サーバーや独自ドメインの設定が必要
WordPressを使うにはまず、サイトの構成ファイルを保管するためサーバーを準備する必要があります。
またWordPressで作成したサイトを公開するには「www.～～.com」のような独自ドメインも無いといけません。
独自ドメインを新規でつくるにはいろいろと設定しないといけないため、レンタルブログなどに比べると若干手間がかかってしまいます。
注意点②：トラブル発生時は自力で解決する
WordPressは自由度が高い反面、万が一サイトが表示されないなどといったトラブルが起こった際は、自分で原因を特定して対処法を見つけないといけません。
同じテーマで作成されたサイトであっても、運営者が違うとサイト構成も異なるため、外部の方にトラブル対応をお願いしても原因を調べるのに時間が大幅にかかりやすいです。
そのため、なるべく早くサイトを復旧させたいなら自分で対応するほかなくなります。
やはりきちんとしたサイトを開くためには、それなりの経験や知識が必要そうですね…。
そういうときはWordPressでのサイト運用を手掛けている業者に相談して二人三脚でサイトをつくっていくというのも、手かもしれませんね。
WordPressは一度慣れるとかなり便利に使える
多くの企業がスタイリッシュなサイトを持っている中、自分の会社もそれなりのものを持ちたいとなったら、WordPressをはじめとするCMSを導入してみましょう。
最初は慣れない作業も多くて、設定も面倒かもしれませんが事前にある程度準備すれば初心者でもビシっと決まったサイトがつくれます。
それでも不安という方はWEB制作の経験がある方に協力してもらいましょう。
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