販促アイデアをオンライン・オフライン別にまとめて紹介

販促アイデアをオンライン・オフライン別にまとめて紹介プロモーション

商品やサービスの販促アイデアは大きくオンライン・オフラインの2つに分けられます。

思ったように売上や利益が伸びない場合、販促アイデアを見直してオンライン・オフラインそれぞれの強みを活かせているかどうか確認しましょう。

また最近はO2O(Online to Offline)やOMO(Online Merges with Offline)など、オンラインとオフラインを組み合わせた販促事例も増えてきました。

この記事では、販促アイデアをオンライン・オフライン別にまとめて紹介します。

オンラインでの販促アイデアまとめ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外出せずに在宅で過ごす「巣ごもり消費」の傾向が見られます。

インターネットの利用率も増えた結果、インターネット広告費が前年比105.6%の1兆7,567億円に達するなどオンラインでの販促活動が大きく伸長しています。[注1]

オンラインでの販促アイデアとして、次のようなものがあります。

オンラインでの
販促アイデア
ターゲット特徴
ホームページ新規客、見込み客、リピーターブログやコーポレートサイトを活用した最新情報やお役立ち情報の配信。コンテンツマーケティングとしても力を発揮する。
SNSサービスの客層によるTwitter、LINE、Facebook、InstagramなどのSNSを活用した商品やサービスの販促。
SNSによって客層が異なるため、事前の媒体選びが大切。
ネット広告新規客、見込み客、リピーターSNS広告・動画広告・リスティング広告などインターネットを媒体とした広告。広告効果を上げるには綿密なクリエイティブテストや効果測定が必要。
オウンドアプリリピーター自社の専用アプリを利用したスマートフォンユーザー向けの販促。リピーターの維持や休眠顧客の掘り起こしに効果を発揮する。

 

オフラインでの販促アイデアまとめ

オンラインでの販促活動が盛んな一方で、紙媒体をメインとしたオフラインマーケティングも高い効果を発揮しています。

オフラインでの販促アイデアは次の通りです。

オンラインでの
販促アイデア
ターゲット特徴
ポスティング新規客、見込み客、リピーター集合住宅などのポストに販促用のチラシを配布する方法。ターゲット地域を絞り込むエリアマーケティングが可能。
DM新規客、リピーター新規客やリピーター向けに印刷物やカタログを送付する方法。郵送作業が必要なもののメールマガジンより高い開封率が期待できる。
折込チラシ新規客、見込み客、リピーター新聞や雑誌に折込チラシを入れ、掲載商品やサービスを販促。 新聞の場合購読者が高齢化していることもありターゲットはシニアが多い。

 

販促アイデアを考えるときのポイント2つ 

販促アイデアを考えるとき、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

オンライン・オフラインの特性を活かすポイントを2つ紹介します。

 

①:トレンドやシーズナリティを意識する

季節やトレンドによって商品やサービスの需要は変動します。

販促アイデアを考えるときは、ハロウィン、クリスマス、初詣、バレンタインデーなどそのときどきのトレンドやシーズナリティを意識してクリエイティブを作成しましょう。

例えばSNSマーケティングの場合、多くの企業がエイプリルフールに「嘘」の投稿をするなど季節感の感じられる販促活動に取り組んでいます。

 

②:オンラインとオフラインを融合させる

オンライン・オフラインを完全に分けるのではなく、両者を融合した販促活動の事例も増えています。

代表的なものがオンラインの媒体からオフラインの媒体へ誘導するO2O(Online to Offline)や、オンラインとオフラインを融合するOMO(Online Merges with Offline)です。

例えば「ダイレクトメールにQRコードを印刷する」「SNSで、リアル店舗で使えるクーポンを配布する」など、オンラインとオフラインのいいとこ取りでの販促活動により、より高い販促効果が期待できます。

 

効果的な販促のため、オンラインとオフラインの強みを活かす

効果的な販促のためには、オンラインの媒体、オフラインの媒体それぞれの強みを活かすことが大切です。

販促アイデアを考えるときは「トレンドやシーズナリティを意識する」「オンラインとオフラインを融合させる」の2点を意識しましょう。

 

・関連資料のリンク

[注1] 株式会社電通:2020年 日本の広告費|インターネット

  

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