今の時代、大抵の企業がインターネットで広告を出していますよね。
ただネット広告って意外と種類が多いし、何より聞きなれない横文字が多い!
「ソーシャルメディア」とか「オウンドメディア」とか沢山用語があるけど、正直違いがいまいちわからない…
そんな方のために、今回はメディアに関することばの違いについて説明いたします!
微妙に意味が違う「〇〇メディア」
そもそもメディアとは、ある方向へ情報を伝える媒体のことをさします。
小学館の「デジタル大辞泉」で探したところ、以下の”〇〇メディア”が見つかりました。
【〇〇メディアの一覧】
- ペイドメディア
- オウンドメディア
- アーンドメディア
- ソーシャルメディア
- メインストリームメディア
- バーティカルメディア
- バイラルメディア
- キュレーションメディア
- オールドメディア
他にも「マルチメディア」や「リムーバブルメディア」などもありましたが、これらは携帯電話やDVDなどの通信端末に関することばです。
広告の用語という点では少し意味がズレてしまうので、今回は割愛させていただきました。
クロスメディアということばに関してはこちらの記事もご覧ください!
上記であげた「〇〇メディア」のことばには、それぞれ以下の意味があるんです。
ペイドメディア | CMや広告など商品を宣伝する枠組みが設定されているメディア |
オウンドメディア | 企業が顧客へのPRのために配信しているメディア |
アーンドメディア | 商品やサービスを口コミで広めてもらえるメディア |
ソーシャルメディア | ネットを通じて個人間で情報をやり取りできるメディア |
メインストリームメディア | 新聞・テレビなど既存の大規模なメディア |
バーティカルメディア | 特定の分野の情報に特化したソーシャルメディア |
バイラルメディア | SNSでの拡散を狙って配信されるメディア |
キュレーションメディア | ネット上の情報を収集しながら簡潔にまとめて拡散するメディア |
オールドメディア | インターネット登場以前から存在するメディア |
1つ1つ指しているメディアの中身が微妙に変わっていますよね。
ちなみにペイドメディア・オウンドメディア・アーンドメディアの3つのメディアを総称して、「トリプルメディア」と呼ぶこともあります。
とはいえ、ことばの意味だけ説明されても、イメージしづらいと思います。
ここからは”〇〇メディア”の実際の例から、ことばの意味の違いを見ていきましょう。
「〇〇メディア」それぞれの具体例
それぞれの「〇〇メディア」の具体例は、以下の通り。
ペイドメディア | 新聞・雑誌・テレビ・広告のあるWEBサイトなど |
オウンドメディア | 自社の発行物・自社のWEBサイトなど |
アーンドメディア | SNS(ブログ・Twitter・Instagramなど) |
ソーシャルメディア | SNS(ブログ・Twitter・Instagramなど) |
メインストリームメディア | 新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど |
バーティカルメディア | クックパッド、ジモティーなどのコミュニティサイト |
バイラルメディア | Buzzfeed、ハフィントンポストなどのWEBメディア |
キュレーションメディア | Naver、MERYなどの各種まとめサイト |
オールドメディア | 新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど |
具体例に関して言えば、アーンドメディアとソーシャルメディア、オールドメディアとメインストリームメディアなどほぼ同じものを指すことばも多いですね。
〇〇メディアという呼び方は、あくまでも意味で細かく分かれているということです。
「〇〇メディア」は目的やターゲットによって使い分けよう
〇〇メディアということばは数多くあり、それぞれ少しずつ意味が異なります。
自ら情報をまとめて発信したいならオウンドメディア、
外部の情報を抜粋して配信するならバイラルメディア
というようにどう情報を伝えるか、目的にあわせて適するメディアも変わります。
商品やサービスをPRするには、どれぐらいの規模で情報を広めたいか、誰に向けて広めたいかを明確化すれば、使うべきメディアも自ずと見えてきますよ。
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