コロナ禍でのダイレクトメールに対する意識、どう変わった?

コロナ禍でのダイレクトメールに対する意識、どう変わった?プロモーション

コロナ禍では在宅勤務の方も増え、商品のプロモーションを担当される方にとってはそのプロモーションの在り方に悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなプロモーションの中でもご自宅に届くダイレクトメールに焦点を当て、100名を対象に意識調査を行いました!

意識調査の概要

今回はダイレクトメール(DM)に関して、以下の2つの質問でアンケートをとりました。

  1. 2020年と比べ、2021年に入ってからDMの届く数は体感的にどうなったと感じますか?
  2. 新型コロナウイルスが確認された2020年から、ご自身に届いたDMの見方は変わりましたか?

 

今回はそれぞれ5つの選択肢を設けて、100人の方に自分があてはまりそうなものを選んで回答していただきました。

 

Q1. 2021年になってDMの届く数はどうなったと感じましたか?

DMの届く件数に関しては、増えたと感じている方、減ったと感じている方どちらも同じくらいいた結果に

DMの届く件数に関しては、増えたと感じている方、減ったと感じている方どちらも同じくらいいらっしゃるようです。

 

Q2. 2020年から届いたDMの見方が変わりましたか?

DMの見方が変わったか?という質問に関しては、「変わらない」という結果が多数を占め、次に「見なくなった」という回答がやや多い結果に

DMの見方が変わったか?という質問に関しては、「変わらない」以外で回答いただいた方では、「見なくなった」と回答した方がやや多いという結果となりました。

 

「見るようになった」理由と「見なくなった」理由

「DMをコロナ以前に比べて見るようになった。」という方の意見は、

  • 家にいる時間が増えたため、DMに目を通す時間が出来たから。
  • 行政等からコロナ関連の情報が来ているかもしれないから。
  • 外出自粛で宅配やデリバリーを使うことが多くなったから。

というものがありました。

確かに今は新型コロナワクチンの接種券の到着を待っている方もおり、ポストを以前より確認することが多い方もいるのかもしれません。

 

一方DMをコロナ以前より見なくなった。という方の意見は、

  • 誰が触っているかわからないので、ウイルスの付着が気になるから。
  • 同じようなものが多い、届く量が増えたので見切れなくなったから。
  • 興味のないDMが届くから。
  • 状況的に、ストレスになるような内容のものがあるから。

というものがありました。

特に「誰が触っているかわからないものを触るのに抵抗がある。」という意見は多数寄せられました。

この意見は、新型コロナウイルス流行以前はなかった感覚なのではないかと思います。

 

個人的に興味のあった意見

最後に、コロナ禍に届いたDMで、印象に残ったものはありますか?という質問の中で、個人的に印象に残ったものや意見の多かったものをご紹介します。

 

■ 新型コロナウイルスの情報や健康を気遣う内容のDM

先行きの見えない中で、お客様の健康面を気遣うDMが届くと、企業への好感度が高まり、記憶に残るようです。

 

■ 旅行やアクティビティやエステ等外出自粛中には行きづらい場所のDM

これはネガティブな意味で印象に残った。と回答した方が多く、中には「自分は外出を自粛しているのに、外に出て遊ぼう!という旨のDMが届くと嫌な気持ちになる」という方もいらっしゃいました。

業界によってはPR方法を慎重に検討する必要がありそうですね。

 

■在宅で出来る学習教材やネット環境に関するDM

家にいることが多くなったからこそ出来ることに関する内容のDMは、届くと印象に残りやすいようです。

通勤時間が減った影響等で、学習意欲も高まっているのかもしれません。

 

■ ちょうど届いた自分に興味のある内容のDM。

どんな商品かに関わらず今自分が気になっていたことや、まさに調べていた内容のDMが来ると、無差別に送付された他のDMとは全く違う印象になるようです。

現在、情報を受け取ることに非常にセンシティブになっている方がいる中で、無差別なDM送付ではなく、お客様の行動履歴から本当に求める情報を届けることがコスト削減とコンバージョンに繋がっていくのではないでしょうか。

 

まとめ

ダイレクトメールの送付はコストがかかる一方、目に留まりやすいメリットもありますが、デリケートな時代でもあるため、本当に情報が必要な人へ届けたいですよね。

マーケティングオートメーション等の利用で、「本当に喜ばれる」ダイレクトメールの送付を目指していきたいですね。

 

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