デザインや印刷物の発注担当者が制作会社や印刷会社とのやり取りの中で必ず使う「校正記号」。
コムデザインでは、そんな校正記号ってそもそも何なの?というところから、よく使う校正記号6選を前回ご紹介しました。
ようちゃん
前回の記事についてはこちらを見てね!
今回は「中級編」として、さらに一歩踏み込んだ修正指示の方法をご紹介します!
よく使われている校正記号中級編 6選
① 図が入るはずだった余白に図が入っていない場合
図が入る部分に「図入レル」という赤字を記入する。
支給する図版の用意がまだ出来ていない場合などは、「図版後送」と記入しておきましょう。
② ルビを入れたり修正したりする場合
ルビを付ける場合や、ルビに修正を入れる場合には、上記のように赤字を入れましょう。
ルビだとわかるように、文字の上に ⌒マークを入れることがポイントです。
③ 文章や単語に下線を引く場合
線を引いただけでは下線をひくという指示だとわかりにくいため、下線と書いて丸で囲みます。
④ 文字列をまとめて移動させる場合
文字列を移動する場合には、上図のようにどこまで移動させるか明確にわかるよう、はじまりと終わりどちらもどこまで移動させるか記載します。
⑤ 改行をやめて一行にまとめる場合
改行されてしまった部分を赤線で繋ぎます。
⑥ 段落を改行させて分割させる場合
段落改行の指示をすると、行を変えて段落の最初が1字分空きます。
校正記号は原稿作成の重要なコミュニケーションツール
校正記号は、コロナ禍で制作会社や印刷会社と直接やり取りが出来ない中での重要なコミュニケーションツールです。
校正記号を正確に覚えることで、オンラインでの打ち合わせがメインとなった昨今、少しでも業務の効率化に繋げていただければ幸いです!
次回はいよいよ上級者編…?!
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