コロナ禍を経て注目度が増している「オンライン校正」。ご存知の方も多いかと思います。
私は印刷会社の営業として、オンライン校正を使っているクライアントと使っていないクライアント、どちらも担当をしていますが、オンライン校正は「スムーズで進行が速い」という印象があります。
今回は私の視点からオンライン校正のメリットについてお伝えしたいと思います。
オンライン校正ってそもそもどんなもの?
はじめに、オンライン校正について簡単に説明をしておきます。
従来、印刷物の校正は印刷会社から提出されたPDFファイルや紙へ出力したものに修正内容を赤字で書き込むなどして送り返して、印刷会社はお客様からいただいた赤字をもとにデータを修正していました。
この場合、複数人で修正内容を確認するのに時間がかかったり、紙への出力、赤字のスキャンなど作業が面倒でした。
オンライン校正は、印刷会社からの校正提出、クライアントからの修正指示といった、色校正以外の一連のやりとりをWEBブラウザ上で行うことができるツールで、これまでのアナログでの校正とは違い、タイムロスを少なくすることが可能になりました。
コロナ禍でのテレワークをきっかけに導入が加速しました。
オンライン校正ならではの3つのメリット
それでは、オンライン校正のメリットについて見ていきましょう。
メリット① いつでもどこでも校正できる
オンライン校正最大のメリットは「いつでもどこでも校正できる」ことです。
WEBブラウザ上で校正作業を行うので、インターネット環境とPCがあれば、好きな時間にどこでも校正作業ができます。
メリット② 複数人での校正作業が楽
複数人で校正作業を行う場合、全員が会社に居れば問題は無いですが、「外出・出張が多い」「テレワークしている等の理由でメンバーが揃わない」といった理由から校正作業が進まない…そんな経験ありませんか?
オンライン校正では複数アカウントの同時ログインも可能なので、メリット①の「いつでもどこでも校正できる点」と合わせて複数人での校正作業が楽になります。
メリット③ 変更履歴を見失わない
修正の指示やその過程のデザインデータは、オンライン校正の画面上で確認できます。
過去のメールをさかのぼって検索する手間は要りません。
オンライン校正も今後は選択肢の一つ
いかがでしょうか。オンライン校正を使用すると単に校正作業がスムーズになるだけではなく、無駄な時間が省けてテレワークの効率が上がった!という声を、導入されたクライアントからよく耳にします。
今後はよりスタンダードな校正方法になっていくのでは、と思います。
次回の記事配信もお楽しみに!それではまた。
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