皆さんは子供のころに駅や商店街のスタンプラリーに参加した思い出ってありませんか。
中には何日もかけて動き回ってスタンプを集めた方もいるかもしれません。
そんなスタンプラリーも今やスマホを使ったデジタルスタンプラリーが普及した時代となりました。
今回は個性的なデジタルスタンプラリーの開催で話題性や集客力のアップをはかる商店街や町を紹介いたします。
そもそもデジタルスタンプラリーとは?
デジタルスタンプラリーはスマートフォンやタブレットなどの端末を用いて行われれるスタンプラリーです。
複数のスポットでQRコードやGPS読み込み機能を使うことでスタンプラリーのようにスタンプを収集していきます。
デジタルスタンプラリーのメリット
① 備品の準備・管理の負担が少ない
従来のスタンプラリーはスタンプの設置やインクの補充などの作業がありましたが、デジタルスタンプラリーはQRコードが書かれたポスターや名刺などを用意するだけでいいので、準備や運用の手間をおさえられます。
② ユーザーの正確なデータを手軽に収集できる
デジタルスタンプラリーならモバイル端末からのアクセスを分析するだけで、どれぐらいのユーザーが参加してくれたか調べられます。
より細かくデータを見ていけば、従来のマーケティングでは分からない情報も見えてくるかもしれません。
③ ユーザーが気軽に参加できる
デジタルスタンプラリーならユーザーはスタンプ帳を持ち歩く必要がないため、通勤や旅行のついでなどちょっとした空き時間で参加できます。
気軽に始められることからユーザー数もより多く見込めます。
デジタルスタンプラリーのユニークな事例
商店街や町によっては、スタンプラリーにプラスアルファの楽しみ方を追加したユニークな企画を開催しているところもあります。
ファンの聖地巡礼にピッタリ「ウルトラマン商店街」
東京都世田谷区の祖師ヶ谷大蔵はかつて円谷プロの本拠地があった所縁から、「ウルトラマンの町」としてまちづくりをおこなっています。
2014年には駅前の”ウルトラマン商店街”でウルトラマンとコラボしたデジタルスタンプラリーが開催されました。
40店舗分のスタンプを収集した方に非売品のウルトラマングッズをプレゼントするほか、開催期間中にはウルトラマンによるヒーローショーもおこなわれており、作品のファンならたまらないイベントとなりました。[注1]
10万人以上が参加した「東京2大タワーの商店街」
2013年、東京スカイツリーのある墨田区の商店街連合会と東京タワーのある港区の商店街連合会はモバイルゲーム「ケータイ国盗り合戦」と連携したデジタルスタンプラリーを開催しました。
両区の商店街にある対象店舗で買い物したり、対象施設を利用したりするとゲームで使える特典がついたカードがもらえます。
ゲームのユーザーを中心に多くの方がデジタルスタンプラリーに参加し、中には他県から遊びに来た方も出たほどです。[注2]
クイズで楽しみながら地元を学べる「大津市」
滋賀県大津市では、2021年に大津駅前商店街などにより地元を楽しく学べるデジタルスタンプラリー『オオツクエスト』が開催されました。
専用のアプリをスマホにインストールして対象の店舗や施設に行くと自動でチェックインされて、クイズなどのミッションが始まります。
ミッションに参加するとポイントがもらえて、貯まったポイントに応じて景品がもらえます。
クイズは実際に行かないと分からないものも多く、ユーザーは探検のような感覚でスタンプラリーに参加できます。[注3]
地方の商店街もアイディア次第で人気スポットに!
デジタルスタンプラリーはクイズやゲームなど他のコンテンツと組み合わせて計画しやすい点から、小さな商店街でもアイディア次第で話題性の高い企画を開催することが十分できます。
弊社でも模様やデザインを自由に取り入れたQRコードによるスタンプラリーのコンテンツを提案しております。
もし今回あげたような一風変わったデジタルスタンプラリーを開きたいという方はぜひとも参考リンクなども見てくださいね。
※ QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
・関連資料のリンク
[注1] ウルトラマン・円谷プロ公式サイト|「ウルトラマン商店街スタンプラリー」開催!
[注2] 国盗り合戦公式ブログ|「『2大タワーを取り戻せ!!』出陣★」
[注3] しがトコ|「大津を遊びながらまち歩き!スマホを使ったスタンプラリー『オオツクエスト』がスタートしました!」
・関連資料のダウンロード
デジタルスタンプラリーを活用した集客アイディア集 本資料では、デジタルスタンプラリーの概要や導入メリット、使い方の説明と、販促・回遊施策での活用例を掲載しています。 デジタルスタンプラリーを簡単に導入できるサービス「スマホの入口」についてもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。 | |