コネクテッドアート2035
美しさは色褪せない価値 Connected Art 2035
私たちのDNA。「美しさ=ART」 変わらないこだわりで新たな挑戦。
活版印刷が主流だった昭和10年。オフセット印刷の美しさに衝撃をうけた創業者は、オフセット印刷で独立する夢を追いかけ当社を創業しました。
当時、美しい色を再現するオフセット印刷を行うには、職人の高い技術を必要としました。
印刷技術の「美しく正確に」、「美しく刷る術(すべ)」即ち再現する術(すべ)を突き進め、お客様の信頼をひとつひとつ獲得してきました。
その精神は、「美術印刷」の名前とともに今も引き継がれ、精緻な色管理を求められる美術品の図録からポスターやリーフレットなどの広告美術、そして商品カタログや出版物など プリントコミュニケーション全般の制作において脈々と息づいています。
そして今、原点に立ち返り、「美しさ=Art」という目標を掲げ、アーティストの想いや文化を「美しく伝える:アートとコミュニケーションの融合」を進めています。
アートとコミュニケーションの化学反応で「新たな価値」を伝えていく。
それは、伝統文様によるプロダクト開発、ギャラリー運営によるアート情報発信、「美しく伝える、残す」美術印刷Labo活動として、始まっています。
近年は映像や3DCGなどのデジタルコミュニケーション、SDGsも取り入れつつ、お客様と地域と環境と社員と共に、その先の「100年続く企業」を目指しています。
アーティストの想いを、文化財の美しさを、
伝える、残す。それが「美巧彩」です。
美巧彩
創業以来培った「美しく刷る」ことへのこだわり。図録や写真集の製作経験に加え、新しい技術や最新機材を用いてチャレンジを続けています。
磨きを掛けた高精細印刷、幅広い色域の再現が可能な高演色プロセスインキKaleido®などの新技術や資機材だけではなく、プリンティングディレクターやアーティストや文化財の特性を理解するアートプロデューサー、美術複写経験豊富なカメラマン、研究を続ける工場のArt Print Laboの活動など、「経験と実験と検証と継承」で、想いを伝え、後世に残す「特別な一冊」を刷り上げていいます。
写真家 小平尚典氏とのコラボで実現した「空也上人写真集」。アーティストの想いを汲むアートプロデューサー、プリンティングディレクターと工場のこだわり、デザイナーの想いが一体となって「未来に想いを伝える」写真集を発刊しました。
APL(ART PRINT LABO)
今まで長年にわたり高級美術印刷を手掛けてきた当社では、その技術と品質が製版や印刷の現場の匠の経験に委ねられた、「きれいな印刷」という漠然とした基準でしか見ることができませんでした。実績の積み重ねと共に、アーティストや作品オーナー様からの増加するお問い合わせに対し、適正な印刷方式や判断基準の明確な提示ご説明が必要であると切実に思うようになりました。そこで、情熱をもって作品制作をされたアーティスト、作家、写真家、研究者の方々の美しく作品を残したいという想いに応え、技術・知見の集積研鑽のためにArt Print Laboを立ち上げ、テストプリントやデータの蓄積を行っています。「想いを伝える、残す。」をモットーに「美しさ」にこだわった印刷物を目指すための「美巧彩」ブランドの研究活動です。
伝統文様でより美しく
コミュニケーションとプロダクツ開発
文様百趣
2,200点以上に及ぶ伝統文様デジタルグラフィックスを「文様百趣®」というブランドで発信。
古来から受け継がれてきた伝統文様を、未来へつなぐため、現代のくらしに寄り添うデザインに展開。企業とのコラボレーションによる新たなプロダクト展開も行っている他、絵葉書などの自社プロダクトをLOFTなど店頭でも販売中です。
Qtte
「物だけではなく、意味を贈るギフトへ」をコンセプトに、吉祥文様に込められた意味を通じて、心豊かになる暮らしを届けることを目指した当社発の文様プロダクトブランドです。
「大切な自分、大切な誰かに贈る」、「和文様に込められた想いや願いを伝える」、「心と自然に優しい、癒しを与える」の3つの要素が含まれた女性向けお守りギフトアイテムをECサイトにて販売しています。
文様とアートの魅力が交差する発信拠点
ii-Crossing(イイクロッシング)
常設展では文様およびアートコンテンツの魅力を伝える作品を展示しています。企画展ではさまざまなアーティストやパートナー企業様とのコラボレーションにより、イベントやセミナー、ワークショップが開催され、飯田橋本社1階のギャラリースペースからクリエイティブなネットワークが生まれています。